2022年4月より放送を開始したアニメ「SPY×FAMILY」の基本情報や感想・評価のまとめ。主に備忘録の目的だから雑に書いていくつもり。
「SPY×FAMILY」の基本情報
アニメ「SPY×FAMILY」のスタッフやキャストなど基本情報のまとめ。基本的に公式サイトや作品クレジットより抜粋している。確実な情報は公式サイトを見てほしい。
STAFF
原作:遠藤達哉
監督:古橋一浩
キャラクターデザイン:嶋田和晃
総作画監督:嶋田和晃、浅野恭司
助監督:片桐崇、高橋謙仁、原田孝宏
色彩設計:橋本賢
美術設定:谷内優穂、杉本智美、金平和茂
美術監督:永井一男、薄井久代
3DCG監督:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
副撮影監督:佐久間悠也
編集:齋藤朱里
音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
制作:WIT STUDIO×CloverWorks
CAST
ロイド・フォージャー:江口拓也
アーニャ・フォージャー:種﨑敦美
ヨル・フォージャー:早見沙織
フランキー・フランクリン:吉野裕行
シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子
ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘
ユーリ・ブライア:小野賢章
ダミアン・デズモンド:藤原夏海
ベッキー・ブラックベル:加藤英美里
エミール・エルマン:佐藤はな
ユーイン・エッジバーグ:岡村明香
ビル・ワトキンス:安元洋貴
カミラ:庄司宇芽香
ミリー:石見舞菜香
シャロン:熊谷海麗
ドミニク:梶川翔平
〈WISE〉局長:大塚明夫
〈ガーデン〉店長:諏訪部順一
ナレーション:松田健一郎
「SPY×FAMILY」の各話感想・評価
Twitterに投稿した自分の感想を引っ張ってきている。140字以内でまとめられなかった戯言を追記しているかもしれないよ。
1話「オペレーション〈梟〉」
「SPY×FAMILY」1話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 10, 2022
テーマに相応しい雰囲気の中で描かれるアーニャの無垢な一面とロイドの淡々としたツッコミが温かみを伴い作品世界へと誘ってくれる。一方で将来という単語を前に言葉を詰まらせる意味よね。要らん感情とファミリー、非日常の位置付けが素晴らしい。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/0wqxeYrl0c
2話「妻役を確保せよ」
「SPY×FAMILY」2話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 17, 2022
アブノーマルな組み合わせを青春ラブコメの型にはめ込む愉快な描きで笑っちゃったよね。キャラクターのビジュアル、キャストを含めゾクゾクしちゃう仕上がりで満足度は総じて高い。社会的な抑圧も垣間見え駆け足気味だが適度なストレスが心地良い。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/E71Az5PRqk
3話「受験対策をせよ」
「SPY×FAMILY」3話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 24, 2022
アーニャの能力とズレまくりの思考が上手く解け合い異色のホームコメディとしての位置を獲得する一方で同居する家族の温かさは普遍的で心地良いね。初の連携でこの先への期待が大きく膨らんだ。内部の視点で”素敵”と表現した意味は深いよ。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/X9kHVEYdB1
4話「名門校面接試験」
「SPY×FAMILY」4話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 1, 2022
ご都合的なノリの楽しみ、適度なストレスと解放、小難しいことは抜きにしてシンプルな構成で感情を誘い心を掴む見事な仕上がり。任務のため擬似的な家族を試す機会とあえて強調することでより本物を感じられたよね。スカッとした。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/mHuBTWiU7R
5話「合否の行方」
「SPY×FAMILY」5話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 8, 2022
娘の突拍子もない願いに対し持てる力の全てを導入し叶えてみせる父の姿が誇らしくもあり小気味良くスケール感が本作らしいもので楽しいね。情報屋絡みで芽生えたずる賢さ、片時も酒瓶を手放さないヨルさん等々…新たな一面に益々愛着が深まるよ。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/iG1JuyrIqq
6話「ナカヨシ作戦」
「SPY×FAMILY」6話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 15, 2022
子供特有の純粋無垢な愛嬌にメロメロだよ。何かしでかしてくれそうな期待と不安をアーニャの一挙手一投足から引き出すことで無意識のうちに親目線で見守ってたよね。周囲からのアプローチも痛快な展開が小気味良く終始楽しさに溢れてた。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/pRHqoGMiab
7話「標的の次男」
「SPY×FAMILY」7話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 22, 2022
年相応のあどけなさと荒い言葉遣いの組み合わせが妙に刺さるんだよね。期待に応えたいけど応えられない子供のもどかしさと自分の都合で焦り追い詰めてしまう大人の構図を前に理想の家族像を説き少しずつ歩み寄っていく温かみが素敵。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/7XzBevA94Q
8話「対秘密警察偽装作戦」
「SPY×FAMILY」8話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 29, 2022
仮面の下の素顔とでも呼ぶべきか…秘事をどれだけ抱えていようと家族を大切にしたいとの想いに嘘がないことを真摯に訴える描きが良いね。その一方で堂々と偽りの愛を宣言する滑稽さだよ。ブラコンを神経質の一言で片付けるの結構好きかも。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/ITgHXdOatM
9話「ラブラブを見せつけよ」
「SPY×FAMILY」9話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 5, 2022
夫婦間の不穏な空気をいち早く察知する子供の直感、本作においてはテレパシーを介しているけど心の機微に触れるような気付きって結構多いよね。隙のない超人ロイドが精神面で見せた綻びを信頼で結び直す偽物に芽生える本物の描きが良かった。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/77A6D4EobO
10話「ドッジボール大作戦」
「SPY×FAMILY」10話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 12, 2022
必殺技や規格外の能力で子供の興味を引くモチベーションの与え方が良いなあ。手加減を知らない容赦無いズレを軽快にこなす頼もしさ、画面から作り手の楽しさも伝わってくる愉快な描きが好き。気になる子に素直になれない愛らしさが爆発してたよ。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/1ceSsCzHBL
11話「〈星〉」
「SPY×FAMILY」11話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 19, 2022
特殊過ぎる一面はあれどアーニャにしか出来ないことを人命救助に繋げる能力に対しての意味の与え方が良いね。後先考えずに行動する未熟な一面に同居する誇らしい勇気、体験を通して自己肯定感を高めていく描きが素敵で心温まる。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/297QLQnH8V
12話「ペンギンパーク」
「SPY×FAMILY」12話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 26, 2022
全体の流れとして物足りなさは否めないんだけどテーマ性に伴う安定感は半端ないよ。ペアルックで決めてくる芸の細かさとか結構好き。各キャラクターを割と強引に絡めてる一方できちんと面白く仕上がってるのがすごいよね。微笑ましい幕引き。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/J6ZVt2TFNr
13話「プロジェクト〈アップル〉」
「SPY×FAMILY」13話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) October 2, 2022
OPの変態的クオリティに鳥肌。不穏な空気に同居する家族愛の温かみ、運命的な描きに心が躍る。各キャラクターの特徴を素直に描くだけで物語が動き出すワクワク感。EDまで隙がなく話題性の作り方においてもお手本レベルだよ。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/EqqvK01Ku1
キャラクターが自然な動きでどんどん物語を切り拓いていく。きめ細かな映像で話題性をかっさらっていくのスマート過ぎるでしょ。
14話「時限爆弾を解除せよ」
「SPY×FAMILY」14話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) October 9, 2022
子供から目を離す危うさを身をもって体験した後にヨルさんの母親としての自覚がすぐさま行動に反映される描きが良かった。アーニャの秘め事を守り通そうとする健気な姿、リアクションに伴う愉快さとスリリングな状況による緊張感の同居が絶妙。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/AWr4FpggHL
テロに巻き込まれた罪のないワンちゃんを手にかけなければならない、ロイドさんの非情でありながら慈悲深い一面に痺れた。
15話「新しい家族」
「SPY×FAMILY」15話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) October 16, 2022
すぐさま一員として迎えるのではなくアーニャのワガママを通して家族の一コマを見せる描きが良き。コミカルな面白さにきちんと深みが宿ってる。全体的に満足感が高い中で仮初の平和を意識させ常に緊張感を同居させる興味の引き方がうまい。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/knWK0TgIKv
16話「ヨル’s キッチン/情報屋の恋愛大作戦」
「SPY×FAMILY」16話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) October 23, 2022
手料理がトラウマレベルの代物を生み出すクオリティというコメディタッチな描きに対し未来視や職業からくる不安の煽りが安堵感による涙だったというオチの心地良さ。特別な捻りはないものの素直に惹かれたね。男の友情に溢れ出る渋みが良き。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/lWgS9Lcv5v
17話「ぐりほんさくせんを決行せよ/〈鋼鉄の淑女フルメタルレディ〉/オムライス♡」
「SPY×FAMILY」17話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) October 30, 2022
ミッションを背負うアーニャと巻き込まれるダミアンの二人におませさんなベッキーの介入で拗れていく様子が愉快。子供の創作に対し大人の視点から高尚な意味を与えるコメディ風のズレ、作品をゴミだと容赦なく吐き捨てる遠慮の無さ、毒味が良い。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/1MP5k7JLxH
18話「家庭教師の叔父/〈東雲しののめ〉」
「SPY×FAMILY」18話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) November 6, 2022
絵面的には酷い家庭教師に違いないんだろうけどアーニャの持ち前の明るさでコミカルな仕上がりになってるよね。関係性と言葉においては嫌悪感を示しても不思議ではない内容だがチョロさも加わり結構楽しく見れてる。ロイドの崩れ方が良いね。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/FRZ02X6agu
19話「デズモンドへの復讐計画/母、風になる」
「SPY×FAMILY」19話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) November 13, 2022
場の雰囲気に流されず一人白けてるアーニャが面白い。おっちょこちょいなヨルさんも愛らしく仲睦まじい夫婦の姿に特別なことがなくとも体感時間は一瞬。キャラが立ってるから何をさせてもコケる心配は無さそうだが緊張感のある話が欲しい頃合い。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/8QswURGLDh
20話「総合病院を調査せよ/難解な暗号を解読せよ」
「SPY×FAMILY」20話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) November 20, 2022
ロイドの病院での姿は結構新鮮。内容自体は心を読む能力をコミカルに描いたシンプルなものだったけどアーニャの探検や過去の虚言を含め十分に楽しめた。後半はある意味子どもらしいオチで納得したところはあるよね。無邪気で良き。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/qx98tuqcfY
21話「〈夜帷とばり〉/はじめての嫉妬」
「SPY×FAMILY」21話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) November 27, 2022
セリフと表情が一致しない映像のちぐはぐ感、娘視点からの複雑さが面白い。同業者の目を通して偽りにちょっぴりの本音が混じってると語らせる深みよね。アーニャを介することでボンドとロイド、飼い犬とその家族の会話に温かみを感じる。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/W348X9gIGY
22話「地下テニス大会 キャンベルドン」
「SPY×FAMILY」22話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) December 4, 2022
コメディ一色に見せかけてこれまで語ってきた平和を引き金に感情を誘ったのは不意をつかれた感じで良かったんだけどいつもの調子で気が抜けちゃったよね。フィオナの狂気という魅力がたっぷりと伝わった一方、お話の部分で物足りなさが否めない。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/6lflnXzmNI
23話「揺るがぬ軌道」
「SPY×FAMILY」23話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) December 11, 2022
人間の域を軽々と超えていく前半のテニスパートに対し彼らの奮闘を嘲笑うかのような動きで驚きを与えるヨルさんの壊れっぷりよ。男女間における価値観の違い、オチを上手く仕上げたね。そういえば”ハスハス”って久しぶりに聞いた。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/5rDJowvLh0
24話「母役と妻役/ともだちとかいもの」
「SPY×FAMILY」24話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) December 18, 2022
フランキーの友人ポジションが似合い過ぎてて本当に好印象を与えるキャラクターだよね。普遍的な感情から改めて今ある家族の存在の大きさを噛み締めると同時に世界平和を最も身近なケースで例える温かみが良き。可愛さが沁みるよ。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/0BMkOGO6nE
25話「接敵作戦」
「SPY×FAMILY」25話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) December 26, 2022
子を置き去りに踏み込み過ぎかと思いきや会話の中で家族の在り方、現実と乖離した理想を求めることが間違いじゃないと結果的に背中を押した描きが良き。付き合いとはいえ余計なことを一切口にしない隙の無さ、緊張感の作り方が凄いね。#SPY_FAMILY #スパイファミリー pic.twitter.com/Db9PB6JyxB
「SPY×FAMILY」の感想・評価まとめ
アニメ「SPY×FAMILY」の感想・評価の総括。
とりあえず第1クール目の感想。
普段アニメを見ないファン層も巻き込む話題性は強いね。アーニャのアホの子よりの可愛さ、スマートイケメンと評されるロイド、人類を超越した戦闘力を有するヨルさん等々、魅力あふれるキャラクターが多数登場し、彼女たちを中心に繰り広げられるドタバタコメディ劇が楽しくて楽しくて震えちゃうよ。
また面白いのみならず、ファミリーとしての在り方にもフォーカスしており、涙を誘われる描写が結構あった。疑似的な家族に宿る本物の愛情とかズルい。任務の邪魔になる要らぬ感情と家族を天秤にかけるロイドに憧れない男子はいないだろう。もはやそれは男子じゃないからお母さんのおなかの中から出直しておいで。
アーニャの入学以降、新たな面々が追加され楽しい雰囲気はそのままだったんだけど、ストーリーの起伏という部分で中弛みしたようにも見受けられた。
上記の点も含めロイドとヨルさんが仕事人としてどこで交わるのか、後半クールも楽しみにしてるよ。ワクワク。
画像出典:©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会