2022年4月より放送を開始したアニメ「パリピ孔明」の基本情報や感想・評価のまとめ。主に備忘録の目的だから雑に書いていくつもり。
「パリピ孔明」の基本情報
アニメ「パリピ孔明」のスタッフやキャストなど基本情報のまとめ。基本的に公式サイトや作品クレジットより抜粋している。確実な情報は公式サイトを見てほしい。
STAFF
原作:四葉夕卜・小川亮
監督:本間 修
シリーズ構成:米内山陽子
キャラクターデザイン:関口可奈味
プロップ設定:宮岡真弓/牧野博美
美術監督:東 潤一
美術設定:藤井祐太
色彩設計:江口亜紗美
3D監督:市川元成
撮影監督:富田喜允
編集:髙橋 歩
特殊効果:村上正博
音響監督:飯田里樹
音楽:彦田元気(Hifumi,inc.)
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「パリピ孔明」製作委員会
CAST
月見英子:本渡 楓/歌唱:96猫
諸葛孔明:置鮎龍太郎
オーナー小林:福島 潤
KABE太人:千葉翔也
久遠七海:山村 響/歌唱:Lezel
パリピ孔明より引用
「パリピ孔明」の各話感想・評価
Twitterに投稿した自分の感想を引っ張ってきている。140字以内でまとめられなかった戯言を追記しているかもしれないよ。
1話「孔明、渋谷に降り立つ」
「パリピ孔明」1話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 6, 2022
決してイコールでは結びつかないアブノーマルな組み合わせに可能性を見出した開幕。目の前の光景を地獄と評し自然に溶け込むスマートな展開に早くも心を掴まれたよ。ノリと勢いには共鳴レベルで惹かれるものを感じたエネルギー溢れる良い仕上がり。温かいよね。#パリピ孔明 pic.twitter.com/SAwLwb1llv
2話「孔明、計略を使う」
「パリピ孔明」2話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 13, 2022
開幕からステージを構造的に捉え動きを情報として落とし込み全体の流れを共有したうえで策へと話を進める見事な展開。やや強引な一面も否めないが歴史的観点からの解説に加え英子の実力、努力が報われるという形に持ち込むことで説得力が生まれてる。うまいね。#パリピ孔明 pic.twitter.com/Wm11BRcsZe
3話「孔明進むべき道を知る」
「パリピ孔明」3話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 20, 2022
天啓と呼べる形で孔明の後悔を掬い現世での目的を明確にし次なる局面へと歩みを進める流れの安心感よ。先見の明に長け然るべきタイミングで仕掛けられる経験と情報の多さが意味する普遍的価値の見せ方に痺れる。学べることが本当に多いよね。#パリピ孔明 pic.twitter.com/trVWH9fCt0
4話「孔明、道を照らす」
「パリピ孔明」4話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) April 27, 2022
英子と孔明の関係性において選択の決定権を彼女に委ねる形で最小限のアドバイスをもって背中を押す自立と依存、それに伴う危機感を与えた紙一重の描きには痺れたね。言葉足らずが招く不安を約束の復唱で安心へと塗り替え夢の共有で心の距離を縮めていくエモさよ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/asVi9w8H6j
5話「孔明、韻を踏む」
「パリピ孔明」5話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 4, 2022
辞めたはずなのに抜けない癖。苦しみ続けてるのは諦めきれてないからなんだよね。KABE太人を自らと向き合う場へと引っ張り出し孔明が惚れた英子の歌声を如何にして響かせるのか。言ってることの本質が同じなだけに言葉の違いに意味があるの深いよ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/9rVputhSgT
6話「孔明’s フリースタイル」
「パリピ孔明」6話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 11, 2022
何者かになりたい願望が人一倍強くても臆病な自分が邪魔をする青春時代にありがちな悩みをきっかけと共に引き出して燻る情熱を爆ぜさせる全体を通しての流れが綺麗すぎるよね。ラップはてんでダメなんだけど立場によって異なる響き方を見せるメッセージ性は面白い。#パリピ孔明 pic.twitter.com/6qUF5JdzGU
7話「天下泰平の計vol.1」
「パリピ孔明」7話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 18, 2022
2人とも緊張感のある良い表情をしてるよ。客観的な意見を取り入れ自身を見つめ直すことで更なる進化へと誘う孔明の言葉に確かな信頼が宿ってる。そんな彼の計略に信頼をもって応える英子本来の意志の強さに痺れるね。運命と言い切れる出会いの魅せ方が熱い。#パリピ孔明 pic.twitter.com/4r49CzInR5
8話 「自分を探す」
「パリピ孔明」8話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) May 25, 2022
自然と湧いてくる”好き”をベースとした歌い出したい欲求に素直に従い解放した瞬間の爆発力がたまらんね。自らの表現が贈り物という形で誰かの勇気となり声援となって返ってくるモチベーションの与え方が素敵。孔明成分が少なく物足りなさを感じたけど期待は膨らんだ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/KAkZuDDYSO
9話「たみくさのために」
「パリピ孔明」9話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 1, 2022
表現者として好きの熱意にビジネスが関わることで心を曇らせてしまう現実感を伴う苦悩に対し青春を強く意識させたのは良いね。英子自身が歌う意味を自覚しもらった勇気をそれ以上の勇気で返す精神面での変化、お互いの素直な気持ちに魅せられたよ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/cLVcCdMRpg
10話「DREAMER」
「パリピ孔明」10話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 8, 2022
素直に楽しむリアルタイムの体験を他者にまで伝播させてしまう酔い方が好きだなあ。夢を追う者としてその努力は正しい方向へと導いてくれているのか…間違いだと言い切れない状況で足掻き続ける泥臭さと青春感が心地良い。記憶を呼び起こすほどの衝撃は唆られるよ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/kaFAEb7xMI
11話「草船借箭」
「パリピ孔明」11話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 15, 2022
いいねは掠め取り、七海の本心は強引に引っ張り出す感情のうねり、ボルテージの高め方にゾクゾクしちゃう。各局面で得て来た変化の表れに加え、関係性の面で単純に勝てばいいだけの勝負になってないのがうまいよね。信頼も積み重ねだって実感できてる。#パリピ孔明 pic.twitter.com/zbSkkUgmx9
12話「英子の歌」
「パリピ孔明」12話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) June 22, 2022
状況に流されるんじゃなくて自らの手できっかけを掴もうとする意思を感じられたのは嬉しいね。音楽を通して勇気を与えられる事実を体験として落とし込めた価値の大きさ。”敵も味方もない”と呟かれた言葉の本質、スケール感もメッセージ性も好きだなあ。#パリピ孔明 pic.twitter.com/wa0nSoSEjs
「パリピ孔明」の感想・評価まとめ
アニメ「パリピ孔明」の感想・評価の総括。
視聴前は完全に色物作品だと思って気乗りしなかったんだけど、いざ1話を迎えてみると変幻自在に前言を撤回したくなるほど面白いじゃないか。渋谷というカオスを煮詰めたような街に三国志の天才軍師である諸葛孔明が転生してくる、天地がひっくり返ってもイコールで結びつかないこの組み合わせが抜群にキマってる。パリピと孔明って・・・発想が面白すぎるよね。
また彼が惚れ込んだ本作のヒロインである月見英子ちゃんも、孔明に負けず劣らずの魅力を発揮してくれているわけで。明るく素直な性格で、何時如何なる時もエネルギーをふりまいてくれるギャルの親しみやすさ。そんな彼女の魅力を最大限に引き出している本渡楓の演技は、惚れるなというほうが無理な話である。
そんな彼女をプロデュースする孔明たちの珍道中、彼の逸話をもとに数々の計略を張り巡らせ困難を打ち破っていく爽快感。そこに英子ちゃんの澱みない真っ直ぐなキャラクター性が加わり、人間ドラマとしても味わい深さも十分に楽しめる。
三国志ネタは無知と言っていいほどの情報量だったんだけど、計略が登場するたびにwikiをひらいてフムフムと読み込めるくらいの量だったんじゃないかな。全体を通して気分上々で楽しめたよ。