2015年7月より第1期、2018年1月より第2期、2018年7月より第3期、2022年7月より放送を開始したアニメ「オーバーロード」の基本情報や感想・評価のまとめ。主に備忘録の目的だから雑に書いていくつもり。
「オーバーロード」の基本情報
アニメ「オーバーロード」のスタッフやキャストなど基本情報のまとめ。基本的に公式サイトや作品クレジットより抜粋している。確実な情報は公式サイトを見てほしい。
STAFF
原作:丸山くがね
キャラクター原案:so-bin
監督:伊藤尚往
シリーズ構成・脚本:菅原雪絵
キャラクターデザイン:田﨑 聡
サブキャラクターデザイン・モンスターデザイン・プロップデザイン:今村大樹、竹内杏子、出雲重機、杉浦幸次
美術監督:池田繁美、丸山由紀子
美術設定:友野加世子、大久保修一、乗末美穂
色彩設計:野口幸恵
3D監督:田中康隆
撮影監督:渡辺祥生
編集:塚常真理子
音響監督:郷 文裕貴
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:片山修志
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:マッドハウス
製作:オーバーロード4製作委員会
CAST
アインズ:日野 聡
アルベド:原 由実
シャルティア:上坂すみれ
アウラ:加藤英美里
マーレ:内山夕実
デミウルゴス:加藤将之
コキュートス:三宅健太
ヴェスチャー:斎藤志郎
フィリップ:松岡禎丞
フレイヴァルツ:土岐隼一
ケイラ・ノ・セーデシュテーン:堀井茶渡
ファン・ロングー:喜屋武和輝
ウンケイ:前田 雄
武王:間宮康弘
オスク:上田燿司
ヘジンマール:広瀬裕也
オラサーダルク=ヘイリリアル:乃村健次
ペ・リユロ:松風雅也
オーバーロードより引用
「オーバーロード」の各話感想・評価
Twitterに投稿した自分の感想を引っ張ってきている。140字以内でまとめられなかった戯言を追記しているかもしれないよ。
1話「アインズ・ウール・ゴウン魔導国」
オーバーロードⅣ」1話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 6, 2022
絶好調で迎えた開幕。表情の変化に加え小動物のように全身を使って喜びを表現する愛らしさがパワーアップしたような気がする。どの場面を切り取っても面白いと思える安定感がパナイよ。方向性をきちんと示せてるから想像することでワクワク出来たよね。#overlord_anime pic.twitter.com/QzwTIEzB0D
2話「リ・エスティーゼ王国」
オーバーロードⅣ」2話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 13, 2022
物々しい雰囲気での登場が頼もしく着飾り方に魅せられたよね。大国の動きに合わせ水面下で進行する大小様々な集団の思惑が興味を引き盛り上がりを見せる。乙女たちが合わせ持つ強かさが限界を超え恐怖と化すことで伝わるゾクゾク感がたまらないね。#overlord_anime pic.twitter.com/tZU7CcFe6u
3話「バハルス帝国」
オーバーロードⅣ」3話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 20, 2022
普段の調子とはいえ接吻により涙を流す乙女らしい一面を素直に可愛いと思えたよね。仲間への寵愛と敵対者への絶対的恐怖の同居、映像面で派手な動きがなくともキャラクターの存在感できちんと見せ場を作れてる。物語を支える人間くさい足掻きが良いよ。#overlord_anime pic.twitter.com/MfvsdU3AEh
4話「謀略の統治者」
オーバーロードⅣ」4話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 27, 2022
茶番に過ぎない一コマだと思ってたんだけど強者として能力面のみならず敵対者に敬意を持って接することができる人間性の豊かさが質の良い戦闘へと引き上げてるよね。戦士としての矜持、勝利への飢え、武の精神に強く惹かれる描きだった。#overlord_anime pic.twitter.com/M7IU6Q6cdU
5話「ドワーフの国を求めて」
オーバーロードⅣ」5話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 3, 2022
ビジュアル面から漂う強者感に対して与えられる愛嬌が可愛いよね。世話の焼ける妹という立ち位置が上手く機能し階層守護者同士の接点が増えることで楽しみの幅が広がった。技術の継承を誇りとするドワーフの熱意、真価を見極め導くカリスマ性に強く惹かれる。#overlord_anime pic.twitter.com/fE9qfFuIPU
6話「迫りくる危機」
オーバーロードⅣ」6話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 10, 2022
国力としての自然資源から人的資源まで徐々に潤い成長していくことでワクワク感を得られると同時にドワーフの立場で受け取る真実の価値、取引においてもそうだけど全体的なバランスの調整が上手いよね。必要とされることが力になる根源的な描きが清々しい。#overlord_anime pic.twitter.com/N1t2UDkSrr
7話「霜の竜王」
オーバーロードⅣ」7話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 17, 2022
アインズ様の絶対的な恐怖を前に生物としての本能、引いては統率者としての器量が試される痛快な描き。皮肉だけど勇気と無謀の違いは勉強になったよ。今シーズンに入ってからシャルティアちゃんめちゃんこ可愛いじゃん…どうしたの。#overlord_anime pic.twitter.com/VllkRBGDWL
8話「計算外の一手」
オーバーロードⅣ」8話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 24, 2022
ひとりのおバカさんが一国の存在を左右する悲劇を招く構図、時として智者の想像を軽々と越えていく愚者の間抜けっぷりが痛快だね。責任者という意味においてアインズ様の姿と重なる行動を選択した国王にアルベドは何を思うか。キャラクターの厚みが強過ぎる。#overlord_anime pic.twitter.com/u3XERbCgVC
頭が切れるデミウルゴスさんが便利屋のような八面六臂の活躍で笑ってしまった。
9話「滅亡への始まり」
オーバーロードⅣ」9話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 31, 2022
ギルドにおける慈悲の精神にどれだけ目を向けるのか…内部で生じる小さな不信が破滅の火種となる可能性に対し理想の形で向き合うカリスマ性の描きが良い。敵ながら桁違いの能力を見せる冒険者の登場に戦闘をはじめ物語の面でも大きな動きに期待を抱く。#overlord_anime pic.twitter.com/hiEQv3A0h5
ド派手なアクションに期待を募らせながら、アインズ様と同じユーザー?なんて想像が脳裏に浮かぶ楽しい描き。ギルドメンバーに負けず劣らずの個性を持ったキャラクターが続々と登場するお得感も良い。
10話「最後の王」
オーバーロードⅣ」10話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 7, 2022
その国に適した王の器、その逆もまた然り。他者に不幸を招いてでも仲間の幸福を追求することは正義と呼べるのだろうか。甘ったるい理想を掲げ極論だと罵る愚かさを持ち合わせながらも最後まで誇りを貫く潔さ。ザナックを引き金とする情の誘い方が良い。#overlord_anime pic.twitter.com/10H5fHDGzS
慈悲をかけるに値する存在か否か・・・ザナックが人間の王たる器を見せるも、愚劣な手段によって退場する虚しさ。一方的な蹂躙劇に仕上げるのも一興だが、感情的な同化を引き出すことでより深い部分まで入り込める。どっちも応援したいなんて贅沢な悩みを与えてくれる良い描きだ。
11話「張り巡らされた罠」
「オーバーロードⅣ」11話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 14, 2022
アインズ様が戦場に降り立つ高揚感に対しアルベドの言葉遣い、戦闘スタイル等で違和感を与える巧妙さよね。愉快な騙し方をしてくれた。世界一似合わない土下座に笑いが漏れるも気になるキーワードを拾いつつ今後の展望に興味を持たせる描きが楽しい。#overlord_anime pic.twitter.com/flHWUFdq5E
戦闘中に懇切丁寧な解説をはさんでくれる視聴者サービス?本来映像的には悪手なんだろうけど、ネタとして上手く扱ってたよね。スタッフさんたちのセンスを感じるワンシーンだった。
12話「王都侵攻」
「オーバーロードⅣ」12話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 21, 2022
無邪気な狂気にゾクゾクする。絶望が進行する中で戦士としてコキュートスと対峙出来たことはせめてもの救いなのかもしれない。誇りを踏み躙ってもなお生かさなければならない仲間の選択も人間の生き様か。冷酷でありながら優しさが同居する描きが映える。#overlord_anime pic.twitter.com/JNzJYq6xoN
相手が路傍の石のような存在だろうと、敬意を表し対峙する武人としての姿に惚れ惚れする。ブレインも見違えるほど精神面で大きく成長したよね。ここでのリタイアは物語上での損失が大きいようにも受け取れるけど、それもまた一興なのかもしれない。
13話「滅国の魔女」
「オーバーロードⅣ」13話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 28, 2022
美しき狂気。一国を代価に願いが叶うのであれば安いモノ…悪魔を相手に悪魔以上の所業で暗躍する皮肉めいた描きに震えが止まらない。人間を罪へと導く果てしなき欲望を綺麗に落とし込んだね。愛情の歪みにも惹かれるだけの魅力が宿ってた。#overlord_anime pic.twitter.com/EpsmASYNs2
なんと素晴らしき狂気か。可憐な容姿と破滅的思考の同居がもたらす魔力めいた魅力の凄まじさ。ゾクゾクしちゃったよね。
「オーバーロード」の感想・評価まとめ
アニメ「オーバーロード」の感想・評価の総括。
長期的なシリーズ作品であることを前提に、積み上げられてきた物語の深みにどっぷりと浸かることが出来た。蹂躙する側の圧倒的な破壊力をストレートに描くのみならず、蹂躙される側である弱者の正義を表面化することで視聴者の感情がきちんと揺さぶられてる。流れ込んでくる情報をそのまま受け入れるだけでなく、考える機会として提供してくれる楽しみの与えが良い。
本懐を遂げたラナーちゃんの恍惚とした表情が4期の出来栄えを物語る。興味を抱かれていたことは救いなのだろうか・・・その気持ちを想像するだけでもご飯三杯はいけるね。全体を通しての安定感が素晴らしかった。