2022年7月より放送を開始したアニメ「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の基本情報や感想・評価のまとめ。主に備忘録の目的だから雑に書いていくつもり。
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の基本情報
アニメ「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」のスタッフやキャストなど基本情報のまとめ。基本的に公式サイトや作品クレジットより抜粋している。確実な情報は公式サイトを見てほしい。
STAFF
原作：島田フミカネ&Projekt World Witches
監督：佐伯昭志
副監督：春藤佳奈
キャラクター原案：島田フミカネ
アニメーションキャラクターデザイン：潮月一也
総作画監督：潮月一也、崎本さゆり、高野晃久
使い魔デザイン：大高美奈
メインアニメーター：清水祐実、関口渚、小森良、渋谷勤
美術設定：高橋武之
美術監督：細井友保
色彩設計：日比野 仁
CGディレクター：永源一樹、島 久登
撮影監督：江上 怜
編集：松原理恵
音響監督：長崎行男
音響効果：川田清貴
録音調整：星野賢爾
音楽：藤澤慶昌
音楽制作：KADOKAWA
アニメーション制作：シャフト
製作：連盟空軍航空魔法音楽隊2021
CAST
ヴァージニア・ロバートソン：鳴海まい
渋谷いのり：細川美菜子
リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ：藍本あみ
アイラ・ペイヴィッキ・リンナマー：真宮涼
エレオノール・ジョヴァンナ・ガション：都月彩楓
マリア・マグダレーネ・ディートリヒ：古仲可奈
マナイア・マタワウラ・ハト：結木美咲
シルヴィ・カリエッロ：吉北梨乃
ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード：豆咲りお
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の各話感想・評価
Twitterに投稿した自分の感想を引っ張ってきている。140字以内でまとめられなかった戯言を追記しているかもしれないよ。
1話「 WONDERFUL WORLD – はじめまして – 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」1話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 4, 2022
シリーズ作品において既存のものとは異なるアプローチに意欲的な姿勢は感じるんだけどお約束の部分でコレジャナイ感が強く出ちゃってるね。一方開幕で方向性はきちんと示せてるからどう価値観を揺さぶってくれるのか楽しみにしてるよ。#L_witch pic.twitter.com/8nLkke9DcP
2話「 永久の寄す処 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」2話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 11, 2022
登場人物みなポンコツの優しい世界、癒し効果は凄まじいね。既存のものと切り離さなければならないのは辛いところ。その一方で心に残る安らぎを感じたのは確かな体験。月夜の贈り物とは粋な演出をしてくれる。#L_witch pic.twitter.com/6mVMQhuVnc
3話「 優しい灯り 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」3話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 18, 2022
ウィッチの存在意義を物語の中から改めて理解したうえで例えそこから外れた役割だとしても受け入れてもらえるという肯定感の描きが良い。彼女たちが現れるところにネウロイ有。そのイメージを払拭させる、音楽への意味の与え方が好き。#L_witch pic.twitter.com/PUfM2CIF2n
4話「 歌を歌おう 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」4話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) July 25, 2022
無自覚に皆を導くジニーを筆頭に各シーンにおいて各々の能力がチームの力となっている存在感の描きが良い。舞台女優のような煌びやかさと村娘風な親しみやすさの同居、彼女たちらしさがきちんと演出されていたんじゃないかな。#L_witch pic.twitter.com/n2Qtq3Vf2Q
5話「 まっしろリボン 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」5話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 1, 2022
自分を曝け出すのって勇気と同じくらい傷つく覚悟が必要だったりするよね。身分など関係なくありのままの自分を仲間として受け入れてくれる居場所の温かさが素直に響く良いエピソード。幸せを運んでくれそうな立ち位置が好き。#L_witch pic.twitter.com/ZbMCwhWKTg
6話「 夢色コントレイル 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」5話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 8, 2022
自ら限界値を決めてしまうとそれ以上は広がらないんだよ。階級を持ち出した以上出来ないとは言えない苦しみに対し感覚のままに連れ出せる相性の良さが好き。誰もが抱く普遍的な感情を丁寧に扱ってるからベタだけど心地良い。#L_witch pic.twitter.com/w9ihrB1IPR
7話「 太陽の理由 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」7話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 22, 2022
彼女たちの無邪気さをわがままと捉えるか…或いはきっかけとして受け取るか。例え届かなかったとしても相手を想い、やってみることに意味を見い出す繋がりの強調が心地良い。シリーズをまたぐエモエモな演出、今まで以上に好きになる。#L_witch pic.twitter.com/biKInGcWjV
序盤にこの脚本を使って話題作りに挑んでも良かったんだろうけど、ここまで引っ張り続けたのは最良の選択だろう。シリーズ作品の延長として楽しむのはもちろん、今作にも同様の愛を抱いてほしい。そんな制作の人の気持ちを勝手に受け取ったように思う。
8話「 あの日々を忘れない 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」8話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) August 29, 2022
絵的に映える衣装でキャラクターの可愛さを改めて感じる。ジェラシーを交えつつ悩みを消化し新たな目標を定める堅実な描きに対し常に大所帯である賑やかさが同居してることで余すことなく楽しめてるんだよね。音楽隊の愛され方が良い。#L_witch pic.twitter.com/6uuYUblJ0d
水着に浴衣、大所帯での入浴と目の保養になるサービス満点回。憧れの人に認めてもらえる強み、さらには超えてみせると声高らかに宣言する頼もしさ。活力あふれる描きでエネルギーをたくさんもらったよ。
9話「星と共に 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」9話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 5, 2022
”文化も人の心も奪われた”サラッと呟かれた言葉なんだけど重みの与え方が良い。離れた場所で過ごす家族の活躍を記録として残す温かみ、与えるだけじゃなく支えに対する感謝という意味において街全体を包み込むような優しみが心地良い。#L_witch pic.twitter.com/vd7rwJb10y
めちゃんこ良くなってきてるじゃん。”誰に向けて歌を届けるのか”音楽隊をはじめ、歌の存在意義にふれ、純粋な想いが街全体を包み込むエモさよね。癒しを感じてる。
10話「 故郷の空 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」10話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 12, 2022
愛情深さゆえに現状を知る怖さ、ジニーのモフィーに向けた親心が立ち止まるエリーの背中を押す温かみの強い描き。突如として訪れる別れによる切なさが沁み渡り感情の振り幅という意味においては非常に贅沢な体験だった。#L_witch pic.twitter.com/UaqmeitLv1
キャラクターの体験を丁寧に描いてるね。解放された故郷の風景を目の当たりにし湧き上がる、嬉しさと寂しさが同居する複雑な思いをしみじみと感じることができた。モフィーを仲間のもとに帰すというジニーの目的が果たされ、かけられた魔法が解ける意味よね。そんな彼女を音楽隊はどう受け入れるのか･･･今から大量のティッシュを準備しておこう。
11話「 わたしとみんなのうた 」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」11話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 19, 2022
簡単に割り切れるものじゃない感情の描きが素直で良き。誰一人欠けてはならない音楽隊の気持ち、9人編成を前提として準備に当たる描きは多少強引に感じるもモチベーションとして落とし込んだのはうまいね。彼女も歌に救われるか。#L_witch pic.twitter.com/J7VTYgX1as
離れて気付く自分の居場所。周囲に幸せを振りまいてきた音楽隊の歌が自身の救いとなる巡り合わせが素敵。黙っていなくなるジニーに文句を言うミラーシャ、寂しくて悲しくてただただ涙を流すいのり、あの時の選択が直接的な原因となり選択を誤ったんじゃないかと後悔するエリー等々、素直な感情の描きに心惹かれる。
12話「みんなの世界そしてFlying Skyhigh」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」12話。
— ミルシカ@暁静夏 (@mirusikaanime) September 26, 2022
見たかった結末を素直に描いてくれた。ジニーとモフィの再会を起点に夜空に広がる音楽の奇跡、想いを繫ぐ幻想的な魅せ方に心の底から温かさで満たされていく。キャラクターへの愛着に応えてくれる大満足な幕引きだったよ。#L_witch pic.twitter.com/dakdM4T2Sc
ミラーシャちゃんが照れたら勝ちだよ。ジニーが音楽隊を去る現実とモフィとの再会が起こす奇跡の同居が見事な調和を見せてくれた。グレイス隊長も粋なことをしてくれるよね。
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の感想・評価まとめ
アニメ「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の感想・評価の総括。
開幕1話において過去のシリーズ作品とは異なる作風で戸惑いこそあったものの、最終話を迎えるまでにキャラクターへの愛着がきちんと育まれていた。ウィッチの存在意義を明確にしたうえで、前線から外れた者たちでも歌を通して受け入れてもらえる肯定感の温かみ。個々が抱える悩みを音楽隊へと落とし込み仲間と共に変わっていける成長の達成感。全体を通して普遍的な感情の枠組みの中で物語を動かしてくれたから入り込みやすかったよね。
そして迎えた第7話でのシリーズ作品としての繋がりだ。エモエモな演出で作品の枠を超え「ストライクウィッチーズ」全体を好きになる描き、強い思い入れのあるファンじゃなくても”やられたなあ”ってなること間違いなし。
ライブシーンでは3D表現が多く映像の部分で強く惹きつけられることは少なかったが、物語を通して歌できちんと魅せてくれた。是非とも日常に振り切ったゆるゆるな彼女たちを見せてください。
